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このページではTRANS-MAILのご利用にあたって知っておくと便利な豆知識などを紹介します。
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■ IDアドレスには信頼できるメールアドレスを! |
信頼性の低いIDアドレスだと、TRANS-MAILでの転送で思わぬトラブルが発生することがあります。
IDアドレスは大変重要なメールアドレスですので、できるだけ信頼性の高いメールサービスのアドレスをご利用下さい。
vodafone(J-PHONE)など一部のメールサービスでは、送信されてくるメールの送信者アドレスをチェックしており、
そのアドレスに問題があった場合は受け取りを拒否します。TRANS-MAILでは、IDアドレスを送信者アドレスとして
メールを転送しますが(送信者アドレスとFromアドレスはまた別のものです)、例えばIDアドレスのメールサービスで
何らかの障害が発生すると、vodafoneなどでの送信者アドレスのチェックでひっかかり、メールが届かない場合が
あります。つまりTRANS-MAILでは一切障害が発生していないにも関わらず、IDアドレスのメールサービスで障害が
発生するとTRANS-MAILからの転送メールがうまく転送先に届かなくなってしまうことがあります(この場合、IDアドレス
のメールサービスの障害が復旧すれば、TRANS-MAILからの転送メールも転送先に届くようになります)。
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■ POP転送用のTRANS-MAILアドレス |
例えば、'sample@mail-box.jp' というTRANS-MAILアドレスでしたら、内部的には
'sample=reroute@mail-box.jp' というアドレスを使ってPOP転送の処理をしています。
POP転送は、POPサーバーから取り出したメールを 'sample=reroute@mail-box.jp' に送信することで実現しています。
つまり、'sample=reroute@mail-box.jp' あてに送信したメールは、「POP転送する」にチェックを入れた転送先に転送
されますので、'sample=reroute@mail-box.jp' あてにテストメールを送信することで、POP転送が意図どおりに転送
されるかどうかを確認することができます。
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■ 複雑な転送条件を指定したり、転送するメールによって加工方法を変えるには? |
転送するかどうかの条件の指定は、転送設定画面から簡単に行うことができます。
その転送条件をクリヤーしたメールのうち、1部のメールについてだけ加工を施して転送したい、といった場合に
どうやって実現するかというのがここでの問題です。
参考FAQ : 曜日によって転送する時間帯を変えるにはどうすれば良いですか?
このFAQから実際の設定画面のサンプルもご覧いただけますので、そちらをご確認いただくと概略は
おわかりいただけると思います。
FAQの事例は、転送条件1+転送条件2 という複数の転送条件を組み合わせたものですが、
転送条件をクリヤーしたメールのうち、1部のメールについてだけ加工を施して転送したい、といった場合も
転送条件+加工条件 という複数の条件を組み合わせるという問題ですので、基本的な考え方は同じです。
転送設定画面では、転送設定毎に転送先アドレスと、その転送設定を使って転送する条件を指定しますが、
複数の条件を組み合わせる時のポイントは、同じ転送先アドレスに対して複数の転送設定を用意するという点です。
そして、その転送先アドレスに対して、必ずどれか1つだけの転送設定を使って転送されるように、転送設定の条件を
設定しておきます。
たとえば、
サイズが500KBより小さい場合は、そのまま転送
サイズが500KBより大きい場合は、添付ファイルは削除して転送
するには、
同じ転送先アドレスについて、
ファイルサイズが小さい時用の転送設定 'small' と、
ファイルサイズが大きい時用の転送設定 'big' を
2つ用意します。
転送条件として、
500KB以下は 転送設定 'small' を使って転送
500KB以上は 転送設定 'big' を使って転送
を指定し、
加工条件として
転送設定 'small' は 転送モードを「通常転送」
転送設定 'big' は 転送モードを「ファイルは削除して転送」
を指定しておけば、
500KB以下:添付ファイルあり
500KB以上:添付ファイル削除
という形で転送されることになります。
# 500KBちょうど(=512000bytes)の場合は、
# 500KB以下として処理します。(512000bytes以下は添付ファイルありで転送)
# 500KB以上とは扱われません。(512001bytes以上は添付ファイル削除して転送)
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